【導入事例】
園児200名分の備蓄体制を整備
保育園の防災用品導入事例
保育園で防災対策が重要な理由
地震や台風などの災害が発生した際、保育園では園児の安全確保が最優先となります。特に小さな子どもは自力で避難や生活を維持することが難しいため、園内で一定期間過ごすことを想定した防災備蓄が重要になります。
保育施設では以下のような状況も想定する必要があります。
- 保護者がすぐに迎えに来られない
共働き家庭が増え、お迎えが遅れるケースが増えた - 停電や断水の発生
園児は水筒を持参しているが、お泊りが発生した場合の飲料水が別途必要 - 園児の食事・衛生環境の確保
園児の不安を和らげるためにも食事が重要
そのため多くの保育園では、防災用品や非常食の備蓄を見直す動きが広がっています。
今回は約40年の歴史がある地域密着の保育園から実際にご相談いただいた声を、納入事例としてご紹介いたします。
目次
1 導入背景:
災害時の園児と職員の安全確保が課題
今回ご紹介するのは、0歳児から対応している保育園の運営様から、非常食の備蓄と蓄電池の整備についてご相談いただいた事例です。
この保育園では、以前から防災用品を備えていましたが、次のような課題がありました。
- 非常食の賞味期限管理が難しい
- 備蓄数量が適切か分からない
- 停電時の電源確保が不十分
特に、園児と職員を合わせると最大260名分の備蓄が必要になるため、適切な備蓄体制の整備が求められていました。
2 備蓄設計の考え方:
園児は1日分、職員は3日分×最大在籍人数で算出
この保育園はバスで送迎をしているため、災害が発生しても基本的に園児は自宅に帰ることが可能です。
ただ、以前の災害時に自宅に保護者が戻っておらず、連絡も取れないケースがあり、その場合は園児を保育園で保護することがありました。
その経験から、防災備蓄は職員だけでなく、園児の分も用意する必要性を感じていました。
そこで「園児は1日分、職員は3日分」を基準に検討しました。
- 園児:約200名 × 1日分 = 200食
- 職員:約60名 × 3日分 = 180食
- 想定合計:最大380食
上記を基本設計として検討しました。
3 蓄電池の考え方:
携帯電話が3日、使える想定で算出
園児の保護者様と常に連絡ができる体制が重要と考え、携帯電話を使いながらでも充電できる機器を最優先で検討しました。
しかし、モバイルバッテリーは火災や爆発事故が頻発しており、災害時の利用に躊躇していました。
そこで今回、画期的新技術で発火リスクが低い準固体電池を使ったモバイルバッテリーを提案いたしました。極寒の-20℃でも灼熱の80℃でもモバイル機器が充電でき、Qi2規格に準拠したMagSafe対応のマグネット式モバイルバッテリーなので、使い勝手も良く平時から常用しているとお聞きしています。
他にもパソコン作業も必須となるため、ポータブル電源も導入しました。
4 採用した非常食の構成
今回の納入では、園児が食事を楽しめるセットを導入しました。
お米とパンが選べ、羊羹やクッキーなどの、おやつも食べられる、防災食では珍しいバラエティーに溢れたセットです。
1日3食3日間非常食セット
玄米リゾットとベーカリーを組み合わせ、羊羹やクッキーなど、様々な食材を組み合わせたバラエティー豊かな非常食です。
非常時でも食事は楽しんで欲しいと考える方から、多くご要望をいただきます。
5 採用した蓄電池の構成
スマートフォンの充電用に「準固体電池マグネット式ワイヤレスモバイルバッテリー」を職員全員に配布し、事務作業用のパソコン利用のため、ポータブル電源「AC70P」も導入しました。
準固体電池マグネット式ワイヤレスモバイルバッテリー
画期的新技術!発火リスクが低い準固体電池で、極寒の-20℃でも灼熱の80℃でもモバイル機器が充電できる。Qi2規格に準拠したMagSafe対応のマグネット式モバイルバッテリー
UPS機能付きポータブル電源:AC70P
蓄電池容量が864Whと大容量。同時に1000Wまで使え、コンセントやUSB-A、Type-Cなど様々な出力に対応。フェーズフリー対応でワイヤレス充電にも対応し、約10kgの軽量ボディは、どこでも持ち運び充電が可能になります。
6 納入・保管設計のポイント
大量の備蓄品を納入する場合、保管場所の設計には、以下のポイントに注意が必要です。
① 一箇所に保管せず分散して備蓄
防災備蓄を一箇所で管理すると、その場所が火災や地震などの災害で使えなくなると、せっかく用意した防災備蓄がまったく利用できなる可能性があります。
今回の保育園は複数の建物で運営されていたので、それぞれの建物に防災備蓄を分けて保存するようにしました。
② 期限を揃えて管理を簡素化
商品ロッドを揃えることで、消費期限を可能な限り統一するようにしました。
そのおかげで更新時期をまとめることができ、入れ替え作業や
管理の負担を軽減することができます。
③ 保管スペースの最適化
防災備蓄の保管場所は、どのお客様も悩ましい問題です。
今回の保育園では、見た目が観葉植物のタスカルフラワーを導入することで保管場所を確保しました。教室に花が飾られたことで、園児にも公表で教室が華やかになりました。
タスカルフラワー TA-027
普段はお部屋を飾るインテリアとして使用し、場所を取りません。植木鉢の中に防災用品が入っているので、お客様に防災用品があるとは気づきません。簡易トイレとしても使えて衛生的で、光触媒加工で様々な有機物や匂いを分解します!
④ 蓄電池はフェーズフリーで日常的に利用
「フェーズフリー」とは、平常時(通常フェーズ)と非常時(災害フェーズ)の区別をなくし、どちらの状況でも役立つ仕組みや製品を活用する考え方です。
具体的には、商業電源と電気機器の間に、フェーズフリー対応の蓄電池を接続することで、
通常時は普通に電気を使い、蓄電池の容量が少なくなったら勝手に充電し、
非常時は蓄電池から通常時と変わらない状態で、電気を使う方法です。
⑤ 防災備蓄費用の算出
防災備蓄の保管場所は導入時に迷う要因ですが、導入費用も懐が痛い要因です。
そんな導入費用も当社のエコサブスクなら初期費用は不要で、毎月低額のお支払いで費用の算出が容易で、管理が楽になります。
一括導入で賞味期限の管理が簡単になり、費用は月々低額と、良いとこ取りのサービスになります。
7 導入後の効果
導入後、保育園のご担当者様からは以下の声をいただきました。

保育園として防災対策を整備していることを伝えることで、保護者の安心感にもつながっています。

各クラスに花が置かれたことで、園児からも保護者からも部屋が明るくなり、通園が楽しくなったと言われました。
非常食備蓄は、購入して終わりではありません。
数量設計・保管設計・更新計画まで含めて初めてBCP対策となります。
8 保育園の防災対策で重要なポイント
保育施設では、一般の企業とは異なる視点で防災備蓄を考える必要があります。
特に重要なポイントは次の3つです。
- 園児が安心して食べられる非常食
- 衛生環境を維持する備蓄
- 停電時の電源確保
これらを事前に準備しておくことで、災害時の対応力を高めることができます。
9 まとめ
今回は園児約200名、職員約60名の保育園への非常食整備と、蓄電池の導入事例をご紹介しました。
保育園では、園児の安全を守るために防災用品の備蓄が欠かせません。非常食や衛生用品、電源設備などを整備しておくことで、災害時でも安心して園児を守ることができます。
防災備蓄は一度準備して終わりではなく、定期的な見直しと管理が重要です。
保育園の防災対策を見直し、災害時にも安心できる環境づくりを進めていきましょう。




