BCP対策にUPSが効く!
停電でも止まらない!
UPSがビジネスを守る3つの理由
UPSとは?停電時に機器を守る“無停電電源装置”
地震・台風・落雷など、日本では予測不能な停電リスクが常にあります。東京電力の情報で日本国内は、1軒あたりの停電回数は0.15回/年(2024年度末現在)と停電のリスクは0ではありません。(参照先 )
そのわずかな瞬間の停電がデータ破損・業務停止・機器故障といった重大トラブルにつながる場合があります。
そこで、BCP(事業継続計画)対策として注目されているのがUPS(無停電電源装置)です。
UPSは、停電時に瞬時にバックアップ電源へ切り替え、重要機器を守る心強い防災装置です。
今回はUPSがビジネスを守る3つの理由をわかりやすく解説します。
目次
1 停電時でもシステムを瞬時に保護し、
業務停止を防げる
UPS最大のメリットは停電した瞬間にバックアップ電源へ自動的に切り替わることです。わずか数ミリ秒の瞬断でも、以下のようなトラブルは必ず発生します。
- パソコンやサーバーが突然シャットダウン
- 作業中データの破損
- クラウド同期中のファイルエラー
- ネットワーク機器の再起動で通信断
特に、サーバー・NAS・ルーターなどのインフラ機器は、一度止まると復旧に時間がかかり業務全体の停止につながりかねません。
UPSがあれば、停電が起きても「気づかないレベル」で継続稼働できるため、BCP対策として非常に効果的です。
2 データ破損・機器故障を防ぎ、
企業の資産を守る
突然の電源断は、機器やデータに深刻なダメージを与えます。
特に重要なのは以下のポイントです。
- HDD・SSDの故障リスク増大
- システムファイル破損による起動不能
- データベースのクラッシュ
- ネットワーク機器の設定破損
UPSは、これらを防ぐために「安全にシャットダウンする時間」を確保してくれるのが強みです。
たとえ長時間の停電であってもUPSがあれば、機器の破損を防ぎ、データを保護し、後の復旧作業コストを大幅に削減することができます。
どんな企業でもパソコンや通信機器はビジネスの必須ツールなので、その大切な資産を守るための“保険”としてUPSは欠かすことができません。
3 従業員の安心感とBCPの信頼性を高める
BCP対策を整えている企業は、災害時の迅速な対応力が高まり、従業員や取引先からの信頼も向上します。
UPSがあることで得られるメリットは多岐にわたります。
- 従業員が落ち着いて作業できる
- オフィスの機器が予期せず停止するリスクが減る
- 顧客や取引先へのサービス継続性が高まる
- 企業としてのリスク管理体制が明確になる
特にクラウドサービスやオンライン会議が主流の今、ネットワーク機器が止まるだけで仕事ができなくなるケースは増えています。
UPSの導入は、事業継続の“最後の砦”として機能し企業全体のBCPレベルを底上げします。
4 まとめ
UPSはBCP対策の“必須アイテム”に
停電リスクが高まる現代において、UPSはもはやオプションではなく「必須の防災装置」といえる存在です。
UPSがビジネスを守る3つの理由
- 停電でも業務が止まらない(瞬時のバックアップ電源)
- データ・機器を保護し復旧コストを大幅削減
- BCPの信頼性が高まり、従業員の安心感にもつながる
UPSの導入による効果は絶大です。ただ、どのUPSが自社に合うか、初期費用の負担など、気になることが多いと思います。そこで最近はサブスクでお得に導入する企業が増えています。エコサブスクで提供しているポータブル電源にもUPS機能付きが多くラインナップされています。
「停電で業務が止まる」ことを避けたい企業にとって、最も手軽なBCP対策のひとつなので、この機会に是非、導入をご検討ください。

